美味しいチーズにはダニがいる?/熟成したモレットチーズは日本酒のつまみにぴったり!

ミモレット

ダニといえば、アレルギーの原因になったり、人を刺してかゆみを残したりと人間にとって有害というイメージです。

しかし、実際は人にとって有害なダニは約10%でほとんどのダニは無害で、中には人の生活に欠かせないダニもいます。

フランスの有名なチーズであるミモレットは表面が月の表面のクレーターのように穴が開いてボコボコしており、粉をふいています。

実はミモレットの穴はダニがチーズを食べた跡。その粉はダニがチーズをかじったり、脱皮をした残りです。

ミモレットはダニがいることで発酵のバランスがとれてより美味しくなります。表面に粉が吹きだしているミモレットはダニが盛んに生きていて熟成がうまく進んでいる証拠。このようなダニをチーズダニといいます。

逆に表面に粉が吹き出していないミモレットはよく熟成していないので、風味がよくありません。

温度管理がとても重要で、ダニに適した温度を1年中保たなければ、ダニはあっという間に死んでしまい、チーズの熟成もストップ。後はいくら寝かせようと熟成は進まないそうです。

店で買ったミモレットにはダニが表面に生きています。ミモレットは外側を削って食べるのが一般的なのでダニを食べることはありませんが、食べても全く問題はありません。

ダニのチーズ?というとびっくりされるかもしれませんが、日本でももっとミモレットのようなダニを必要とするチーズがメジャーになってくれば、ダニに対する見方も少しは変わるかもしれませんね。

また、ミモレットはハードチーズなので、長期間の熟成が可能です。熟成期間が18か月、24か月と長く熟成が進むにつれて内部の水分が減り、時にはナイフが入らないくらい固くなります。しかし、愛好家たちは固くなってきてからがミモレットの食べごろだと口を揃えます。

18か月以上たったミモレットはその味がカラスミに例えられます。チーズと言えばワインですが、長く熟成したミモレットは日本酒との相性も抜群。薄く切ったり、小さな塊に砕いたミモレットを口に含みながら日本酒を飲むと、ミモレットのうまみが口の中で数倍にも膨らむそうです。日本酒が大好きというかたはぜひおつまみにミモレットを試してみてくださいね!

参考 チーズを美味しくするチーズダニ

参考 意外なものが美味しさの秘密。ミモレット

 

oishikuf の紹介

社会人交流会「ふらっと青山」を夫婦で主宰。ワインカルチャー交流会、地中海ランチ会、世界のお茶会、企画勉強会等飲食関係に関するイベント企画を主宰、サポートしています。 flataoyama@gmail.com
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